粗大ゴミ

平成28年4月14日 会社の自転車の取り扱いについて、大変苦労しました。

転勤していった社員が残した粗大ゴミです。
「持って帰ってもらいえ」の意見がほとんどであった。
心の中では、正しい判断だとわかっていた。
しかし、その社員の名誉を守るため、会社に自転車が必要だと会議で反論してしまいました。

所有権に問題があった。
会社名義ではない自転車を社員が運転し、事故を起こした場合、保険の使用できない。
会社や個人に多大なる責任を負わせることになる。
また、運転中に警察官に職務質問された場合、所有権者に連絡が取れるまで逮捕監禁される可能性がある。
所有権移転の届け出は簡単にできるかと思っていた。

所有権を会社名義に登録する手続きが出来ないか、四方八方に聞き、インターネットで調べ、自転車屋さんに何度も通いました。

所轄警察署に電話し聞いてみたが、手続きが大変な様子で、自転車屋さんで新品を買うように勧められ、電話を切られた。
個人で名義変更にくる人はいないとの事でした。
一般消費者が警察署に出向いて届け出することは不可能なことだということがわかった。

ぽんこつ自転車をもらって喜んでいる人を見かけないし、かつて駅前にあった未使用自転車の処分が道路交通法改正により取り締まりの対象となり、すっかり片付いている。
ぽんこつ自転車を残していく事は、不法投棄と判断され、社会通念上は反社会的行動にあつかわれているので、手続きは面倒なのも仕方がない。

次に会社近くの自転車店を何軒か回り、何とか話を聞いてくれるお店を見つけた。
しかし、自転車屋さんは商売にならない相手の手続きが面倒なのか、 公安委員会の手続きがいっこうにすまなかったが、何度も頭を下げているうちに、手続きしていただけるようになりました。

今日は故障している保安部品を購入する為、100円ショップに行きました。
あちこち故障し、どう見ても粗大ゴミ。
酔っ払ってガードレールに突っ込んだのか前カゴが曲っている。
前輪のブレーキレバーが曲がり、下り坂では恐怖を感じる！
警笛がならないと道路交通法違反になり、反則金2,000円てところだ。
おそらく誰も乗らないだろう。
とりあえず、鍵がサビで固着していたので分解と給油で修理しました。

転勤辞令を受領した場合は、私物は残さずもって帰るようにしましょう。
なお、現在もこの自転車は業務で使ったとがない。
駐輪料金だけが課金され続けている。