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Channel: アドレスV100の整備記録
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土石流 扇状台地の洪積層 復興への道のり

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平成26年08月28日 広島土砂災害の被災現場中心部に入りました。

今回の豪雨による大きな被害が広島の他に京都・兵庫・高知・福岡・秋田など広範囲にわたり発生したことから、気象庁はこの豪雨の名称として「平成26年8月豪雨」と命名されている。
イメージ 1  規制線の中に進むには、自動車を降りて、徒歩で進まなければなりません。
規制線付近では、路上駐車が目立つ。 県外のナンバーは無いようです。
被災状況を軽く見ている企業が多いようです。
イメージ 2 敷地と道路との境に土のうが並んでいる。
土石流を防止する為、地域住民が並べたのであろう。
夜明け前の午前4時30分に、豪雨の中で、防災活動していたのであろう。
イメージ 3 土石流か通過した公道は、山砂が一面に散らばっていた。

イメージ 4 大型マンションの駐車場に堆積した土石流の蓄積場所。
ここより、山肌の高所に堆積した土砂から、ご遺体を仕分けし、残土のみを一旦、蓄積している。
イメージ 5 掘削重機とダンプトラックが見える。
安全な場所へ、往復搬送しているダンプトラックの基地として利用している。  
イメージ 6 手付かずの土石流。
イメージ 7 ボランティアの救助隊員がスコップをもって下山してきました。
8月の夏休み期間中でした。中学生・高校生の隊列を見かける。
疲れているように見える。
広島の子供たちは勇敢でした。8月の腐敗しやすい季節に死体と遭遇することもあるでしょう。
復興が始まっている。
イメージ 8 ボランティアを呼びかける看板。
イメージ 9 仮設トイレを見かける。
ライフラインが遮断されているようです。

被災斜面は、扇状の地形をしており、洪積層の代表的に場所である。
過去、洪水が繰り返されたことにより、山の斜面の谷部分が自然に扇状になったようだ。
洪水が繰り返されることで、地盤はやわらかく、台地を造って広く分布する砂礫層が土の成分に成っていることが多い。
道路を覆う土砂はレキ層の色をしていた。
洪積層は建築物の地盤には向かないが、水はけがよく農耕地に向いている為、昔から、住宅が建設されていることが多い。
しかし、大雨や地震に非常に弱い。

扇状の地形には砂防ダムの建設が必要である。
しかし、この被災地には無いようです。
多数の古墳や遺跡がある場所もあり、ダム整備の遅れが大きな被害の差を生んだ可能性があるように思えました。
後の報道では国が砂防ダム整備を計画しながら、一基も完成していないことが分かった。 
引き続き、弊社の管理建物の被害を確認します。つづく

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