平成26年08月28日 広島土砂災害で被害を受けた弊社の管理建物に入りました。
規制線の外とは言え、大量の土砂が道路を流れ出た形跡があります。
大きい土砂は片づけが完了しているようでした。
敷地内は泥を洗い流しだしている作業を進めていました。
清掃にあたっている管理員さん。
豪雨のさなか、孤軍奮闘し、建物を守った勇者である。
建物1階に土砂が進入しないよう、重たい土のうを建物まわりに積み上げて、建物は無害であった。
自走式駐車場のスロープの下に防災に使用した土のうが山のように積まれていた。
土のうの量に驚かされました。
現在も、一人で黙々と駐車場の清掃をしていた。
高齢の管理員ですが、頭が下がる思いをしました。
被災物件の2件目に入りました。土石流のが発生した現場よりかなり下り、麓の川沿いにある建物です。
エレベーターホールの壁に水位を示す跡が残っています。
建物の1階には会議室があり床下に大量の雨水が進入し、堆積していました。
このままでは、床が腐り、抜け落ちる危険性がある。
床の一部を開口し、ポンプ排水を施していました。
現地の管理員は災害が発生している被災現場に入り、各自の職場の防災活動をしていた。
管理員は高齢であったが、会社を思う志は頭が下がる思いがしました。
防災に対する準備と、社員が自ら対処する志は、広島支店の日ごろの業務指導が行き届いているのであろう。
最前線にいる高齢の管理員の対応に強く共感しました。
転勤で支店に戻りますが、全国の現場で見てきた素晴らしい対応を、部下に伝えたいと思います。
本社勤務では、業務連絡で公開しても共感するかは受けた者次第です。
支店勤務で少数の部下を直接育て、精鋭部隊を作り上げれば、会社をより強化できる。
模範となる強力な支店は、事業部を変え・本社を変えることが出来る。