平成30年02月18日 帝国図書館で勉強しました。
日本の歴史の中で勉強できる。![イメージ 2]()
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いや、勉強している場合では無く、建築物としての価値に感動していました。
帝国図書館の庁舎は移転を経て上野公園の東京音楽学校敷地内に用地が確保され、1908年に第一期工事が完成した。
設計は久留正道らによるもので、鉄骨補強の煉瓦造り、規模は地下1階地上4階建てである。現存し、東京都選定歴史的建造物に指定されている。
当初計画では、広大な中庭を内側に取り込んだロの字型の広大な建造物で、全体が完成すれば東洋一の規模を誇る大図書館となる予定であった。
しかし、日露戦争直後の当時の財政状況から計画通りの完成は見送られ、当初計画の4分の1が完成したのみで終わった。和風要素を入れる案もあったが実行されていない。
2000年から2002年に段階的に行われた国際子ども図書館開館にあたり大規模な改修が行われ、地下部分が免震層に改められた。
建物は建築遺産として極力保全が図られ、空調などの機械動線と廊下・エレベーター・階段などの閲覧者動線を兼ねたガラス張りのラウンジ棟が背面部分を覆うように加えられた。
これにより、歴史的建造物の部分はほとんど保全され、明治の雰囲気を色濃く残す正面東側から見た外観や内装はほとんど残されたまま、現在の建築基準に適合した近代的な図書館に生まれ変わった。