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Channel: アドレスV100の整備記録
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プロメテウス

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平成26年04月19日 東京駅の日本橋口に行きました。
イメージ 1 プロメテウスの乗った希望と書かれた石
これは昔は西新橋の日石本社ビルの前にあって、今は大手町の新日鉄ビルの横に東京駅の方に向かってオリンピックの聖火みたいな松明を2本も掲げているギリシア神話の神プロメテウス(人間に火を与えたためにゼウスの怒りをかったんだそうな)の像であります。

 福島の原発事故があって原子力発電を「プロメテウスの火」と比喩して「原子力発電などというあんな危険なものに手を出すから、プロメテウスがゼウスから受けた生きながらに毎日ハゲタカに肝臓を食われる責苦のように苦しむことになるのだぞ」というような文章をいくつか読んだので、プロメテウスという単語が頭の中に残っていて、それでおおこんなところにプロメテウス発見!と見てみると足下の台座に「希望」と書かれております。
 プロメテウスは箱の中に「希望」を入っている。

プロメテウスの弟がエピメテウスでその嫁さんがあの女神パンドラです。

 プロメテウスは弟エピメテウスに「これ、絶対開けちゃダメ」と箱を渡した。
それを好奇心おう盛な美女パンドラが「中に何が入ってるのか見せて、お願い」とエピメテウスに頼んで開けてしまう。
すると大変、その箱の中から災難が放出してしまい、人間界はこの世のあらゆる不幸や災い、悲しみで満たされてしまう。

大地の女神ガイアの子孫であるプロメテウスは元々ゼウス(英語名ジュピター)に「粘土で我々に似た生き物をつくって生きて行くための知恵を授けてやれ、でも火の使い方は危険だから教えちゃいかんよ」と命令されて人間を造り、家や道具をつくる方法や農業を教えて、言葉や文字を教えるのですが、火を使うことを知らないと温かいものを食べることも暖をとることもできないので、かわいそうに思って太陽から火を移して持ち帰り、人間に火の使い方を教えてしまったわけです。

そうやって人類に与えられた知恵が、徐々に太陽光の恵みからの農産物の余剰という富を産んで国を造り、風力を使った帆船による大航海時代を過ぎて、産業革命が起きて火力を動力源として利用し始めてからはあれよあれよとどんどん科学が進歩して、とうとう原子力を知り、今はスーパー上大岡のおかん、じゃなくて、スーパーカミオカンデなどを利用して素粒子や反物質の持つ高エネルギーの世界に近づきつつあるっていうところでしょうか。

イメージ 2

引き続き、永代橋に向かいます。つづく

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