平成28年5月24日 国家試験受験のために図書館で勉強した。
勉強するのであれば有名建築物の指定を受けた図書館で勉強することにした。
神奈川県立図書館
1954年竣工
設計:前川國男
第二次世界大戦前には、図書館・博物館の機能を兼ねた金沢文庫が県内の図書館の中枢機能を担ったが、鎌倉時代からの古の建築物ではなく、近代化を図った中央図書館を建設した。
世界を代表する建築家のルコルビジェの弟子、前川國男が初めて設計した公共施設。
ゆるやかな勾配のある敷地に、音楽堂と図書館の正面をL字形に並ぶようずらして配置し、広い前庭(現在は駐車場)のある開放的な空間をつくった。
ファサードの印象が軽やかなのは、外壁で覆わずに、むき出しの柱や、ガラス、穴開きブロックを使用している。
建物の中を見て回るうちに、設計者は表層的なデザイン以上に、その空間に求められた環境を実現することを目指したのではないか、とふと思い至りました。
読書をするのに最適な光量、最適な静寂さ、人間同士の最適な位置、そんな場を作り出すこと。
至極当たり前ことかもしれませんが、そのような本質的視点がこの空間を作り出しているように感じました。
勉強するのであれば有名建築物の指定を受けた図書館で勉強することにした。
神奈川県立図書館
1954年竣工
設計:前川國男
第二次世界大戦前には、図書館・博物館の機能を兼ねた金沢文庫が県内の図書館の中枢機能を担ったが、鎌倉時代からの古の建築物ではなく、近代化を図った中央図書館を建設した。
世界を代表する建築家のルコルビジェの弟子、前川國男が初めて設計した公共施設。
ゆるやかな勾配のある敷地に、音楽堂と図書館の正面をL字形に並ぶようずらして配置し、広い前庭(現在は駐車場)のある開放的な空間をつくった。
ファサードの印象が軽やかなのは、外壁で覆わずに、むき出しの柱や、ガラス、穴開きブロックを使用している。
建物の中を見て回るうちに、設計者は表層的なデザイン以上に、その空間に求められた環境を実現することを目指したのではないか、とふと思い至りました。
読書をするのに最適な光量、最適な静寂さ、人間同士の最適な位置、そんな場を作り出すこと。
至極当たり前ことかもしれませんが、そのような本質的視点がこの空間を作り出しているように感じました。