Quantcast
Channel: アドレスV100の整備記録
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1669

V100復活へ

$
0
0
平成26年06月21日 V100の修理をしました。 
06月18日に路上故障したV100を修理しました。
故障したときの症状からVベルトの破断と想定していました。
イメージ 1ギアケースを開けてみました。
想像どおり、Vベルトがバラバラになっている。
イメージ 2 プーリーを外し、Vベルトを確認。
ケブラー繊維がむき出しになっている。
ベルトの幅は殆ど減っていないので、通常使用の磨耗が原因ではなく、パワーアップした結果がVのドライブ方向に過大な負荷がかかる。
チャンバー装着・エアークリーナの仕切り外し・エンジンの圧縮比UP・ポート研磨などチューニングを施し、パワーアップした結果がVベルトの寿命が短くなってしまった。
無改造であれば15000Kmは耐えられるが我がチューンドV100は2500Kmで破断する。 
今後、路上で立ち尽くすのを防ぐため、2000Km毎に交換することにしました。
イメージ 3 ついでにウェイトローラーを点検。
10g3個 4g3個 平均で7gです。時速40Kmに加速したとき、ハイギアードを感じる。

1.ウェイトローラーを少し軽くするか。

2.センタースプリングを硬いものに変更するか。

2つの選択肢がある。

1.はハイギアードを感じる速度が変化するだけで何処かに加速の谷間が残る。
2.は最高速が下がる。Vベルトの寿命が短くなるので欠点です。

これ以上、Vベルトの寿命が短くするのはありえない。ウェイトローラーを12.5g3個 平均6.25gを試してみます。

ただし、ウェイトローラーを6個使用するところ、3個しか使わないので、次回のVベルト交換の際に点検を要します。


イメージ 4 アーシングの配線を止めているクランクケースのボルトが折れました。
経年劣化です。2000年に製造された小生のV100は、点検等で何度も脱着するボルトは疲労骨折する。
タップ・ダイスでねじ山を復活。
イメージ 5 アーシングの接点不良もV100の弱点です。ネットでもV100のオーナーで電気系で不動になった事例を見かける。
ギアボックスを開ける際は、必ずヤスリがけをします。

1時間程度の作業でした。午後から横浜港へテスト走行に出かけます。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1669

Trending Articles



<script src="https://jsc.adskeeper.com/r/s/rssing.com.1596347.js" async> </script>