らびすた新杉田

平成28年6月18日 横浜市磯子区杉田を散策した。

らびすた新杉田

設計 松田平田設計
竣工 2004年

JR根岸線新杉田駅西側の磯子産業道路と国道16号に挟まれた一角にあり、本再開発以前は商店や住宅、銀行店舗などが混在していた。

新杉田駅前と西に400mほど離れた京浜急行杉田駅の2つの再開発ビルを核、両駅を結ぶ杉田商店街を軸とする「2核1軸」構想が始動。

先行し杉田駅前の再開発ビルが1990年に着工、プララ杉田の名称で1993年に竣工した。

2階はJR根岸線・金沢シーサイドラインの新杉田駅と屋根付き歩道橋でつながり、書店やレンタルビデオ店、飲食店などが並ぶ。

2階通路から杉田商店街入り口の聖天橋交差点に面してエスカレーターがあり、同商店街を介して新杉田駅と杉田駅を結ぶ歩行者動線としても機能している。

3階は駐車場。
4階は保育園と、美空ひばりが初舞台を踏んだ劇場の名を残す杉田劇場となっている。

高層部は横浜市住宅供給公社の30階建て・総戸数308戸の分譲住宅「ヨコハマ・シーナリータワー」で、煙突を除くと磯子区で最も高い建築物である。