エリスマン邸

平成28年5月4日 エリスマン邸を見学した。

設計 アントニン・レーモンド(チェコスロバキア)
竣工 1926年

スイス人貿易商フリッツ・エリスマンの邸宅として、現在地より南東に400mほどの位置に建設された。

エリスマンの没後、第二次世界大戦の被害を免れたものの1982年にマンション建設のため解体された。
歴史的価値を見出した横浜市は部材を買い取り、1990年に元町公園内に移築・復元した。
横浜市認定歴史的建造物に選定されている。

設計者のアントニン・レーモンドは、フランク・ロイド・ライトが帝国ホテル建設のため来日した際に助手として連れてきた建築家です。
レーモンドが独立して間もない頃の設計であり、5原則「自然、単純、直裁、正直、経済的」に基づき独自のデザインを目指しているものの、家具など細部にはライトの影響がみられる。