厚木飛行場の住宅防音工事

平成27年12月2日 午後5時 神奈川県大和市の工事現場に行きました。
厚木飛行場に近く、夜景を眺めました。

厚木飛行場は神奈川県の中央にあり、アメリカ海軍と海上自衛隊が共同で使用している軍事基地。
県内で唯一、ジェット機が離着陸できる空港です。

東京都心に最も近くに位置し、帝国海軍が首都圏防空の重要拠点を担い建設した。

敗戦後、アメリカ海軍空母機動部隊が使用している。
空母がミッドウェイからインディペンデンス、キティホーク、ジョージ・ワシントンを経てロナルド・レーガンに代替した現在も引き継がれている。
大和市では、航空機の騒音が激しい。
賠償と飛行差し止めを求めて、訴訟が行われ、最高裁判所の判決では、損害賠償は認められたが、飛行差止は棄却されている。
海上自衛隊の存在とアメリカ海軍の駐留は合憲である。
自民党政権の在日米軍再編計画において、空母艦載機の厚木基地から山口県の岩国飛行場への移転が計画されているので、近い将来、最高裁が下した損害賠償の住宅防音工事助成金制度は終わってしまう。