平成27年9月12日 午後3時 V100のフロントホイール車軸ベアリングを交換しました。
V100の復活に向け各所の修理を進めています。
ハンドル関連で不安な要素として、手放し試運転で直ぐに蛇行運転になる。
普段は、両手でハンドルを握ることで、前輪を上から下へ押さえ込んでいる為、この現象が現れない。
考えられるケースとして、フロントホイール車軸ベアリングのボールが磨耗し変形し、アクスルシャフトがグラつく。
ただし、直ぐにホイールがロックすることはなく、徐々に抵抗がかかり燃費が低下する。
ハンドルを切るときにザラザラとした振動がハンドルから手のひらに伝わってきます。
二番目はハンドルステムの緩みですが、現象として、ホイール車軸ベアリングの磨耗より激しくハンドルがとられる。
今回は、ホイール車軸ベアリングを交換します。
![イメージ 1]()
使用材料は日本製のベアリングです。1個\250\-X2個=\500-
![イメージ 2]()
使用工具は高額なベアリングプーラーではなく、建築資材のホールインアンカーM8用\100-です。
小生の職業である建築工事において、金物部材の交換工事で体験した方法です。周囲を痛めずに穴の中にある部品を取り出す裏技です。
![イメージ 3]()
先ずはフロントホークからホイールをはずします。
![イメージ 4]()
ディスクブレーキ側にはベアリングのグリースが飛散防止のオイルシールをマイナスドライバーではずします。
![イメージ 5]()
ベアリングが現れました。
![イメージ 6]()
ディスクブレーキ側だけ、ホールインアンカーを取り付けます。
ホールインアンカーをプライヤーでしっかり掴み、ベアリングの中に落ちないように穴に入れます。
アンカーはナットを絞めると先の部分が広がる仕組みです。
アンカーが固定されたことを確認し、ホイールを裏返します。
![イメージ 7]()
スピードメーターギア側からアクスルシャフトを挿入し、ハンマーで力一杯たたくと、ディスク側のベアリングがアンカーごと落下します。
ベアリングは並列してもうひとつついています。
アクスルシャフトを抜き、ホールをひっくり返します。
スピードメーターギア側のベアリングにアンカーを取り付け、ホイールをひっくり返し、ディスク側からアクスルシャフトをアンカー目懸けて手で持ち、ハンマーで力一杯たたくと、もうひとつも取れます。
![イメージ 8]()
外したベアリングです。
錆びと、ボール部分の磨耗が見られます。
手で回しても個決しており、アクスルシャフトの磨耗が進むところでした。
![イメージ 9]()
ベアリングの新旧部品を並べてみました。
![イメージ 10]()
復旧状況。
耐熱シリコングリースをベアリグに塗付し、ホイールに組み合わせます。
ハンマーで叩き込んで取り付けますが、ベアリングはプラスチックカバーが付いており、外周にしか衝撃を得られない。
M22のソケットレンチをベアリングに会わせ、ハンマーの打撃をベアリングの外周に均一に掛かるように打ち込みました。
![イメージ 11]()
最後に車軸内にグリースを圧入し、オイルシールを戻しておきます。
フロントホークわホイールを戻し、完了です。
V100の復活に向け各所の修理を進めています。
ハンドル関連で不安な要素として、手放し試運転で直ぐに蛇行運転になる。
普段は、両手でハンドルを握ることで、前輪を上から下へ押さえ込んでいる為、この現象が現れない。
考えられるケースとして、フロントホイール車軸ベアリングのボールが磨耗し変形し、アクスルシャフトがグラつく。
ただし、直ぐにホイールがロックすることはなく、徐々に抵抗がかかり燃費が低下する。
ハンドルを切るときにザラザラとした振動がハンドルから手のひらに伝わってきます。
二番目はハンドルステムの緩みですが、現象として、ホイール車軸ベアリングの磨耗より激しくハンドルがとられる。
今回は、ホイール車軸ベアリングを交換します。
使用材料は日本製のベアリングです。1個\250\-X2個=\500-
使用工具は高額なベアリングプーラーではなく、建築資材のホールインアンカーM8用\100-です。
小生の職業である建築工事において、金物部材の交換工事で体験した方法です。周囲を痛めずに穴の中にある部品を取り出す裏技です。
先ずはフロントホークからホイールをはずします。
ディスクブレーキ側にはベアリングのグリースが飛散防止のオイルシールをマイナスドライバーではずします。
ベアリングが現れました。
ディスクブレーキ側だけ、ホールインアンカーを取り付けます。
ホールインアンカーをプライヤーでしっかり掴み、ベアリングの中に落ちないように穴に入れます。
アンカーはナットを絞めると先の部分が広がる仕組みです。
アンカーが固定されたことを確認し、ホイールを裏返します。
スピードメーターギア側からアクスルシャフトを挿入し、ハンマーで力一杯たたくと、ディスク側のベアリングがアンカーごと落下します。
ベアリングは並列してもうひとつついています。
アクスルシャフトを抜き、ホールをひっくり返します。
スピードメーターギア側のベアリングにアンカーを取り付け、ホイールをひっくり返し、ディスク側からアクスルシャフトをアンカー目懸けて手で持ち、ハンマーで力一杯たたくと、もうひとつも取れます。
外したベアリングです。
錆びと、ボール部分の磨耗が見られます。
手で回しても個決しており、アクスルシャフトの磨耗が進むところでした。
ベアリングの新旧部品を並べてみました。
復旧状況。
耐熱シリコングリースをベアリグに塗付し、ホイールに組み合わせます。
ハンマーで叩き込んで取り付けますが、ベアリングはプラスチックカバーが付いており、外周にしか衝撃を得られない。
M22のソケットレンチをベアリングに会わせ、ハンマーの打撃をベアリングの外周に均一に掛かるように打ち込みました。
最後に車軸内にグリースを圧入し、オイルシールを戻しておきます。
フロントホークわホイールを戻し、完了です。