平成27年6月6日V100のエンジンがセルモーターで始動ができなくなった。
故障原因を考えてみました。
セルモーターに繋がる配線のカプラーを外し、テスターで電圧を測定しました。
結果は直流12.6Vでした。
セルモーターをギアボークスから外しました(写真左)。
アースの接点面をよく見ると。
セルモーターの回転速度が遅く、ピニオンギアが空転している音がギアボックスから聞こえてくる。
配線関係のスターターリレー・ブレーキスイッチ・セルボタンは正常です。
キックでエンジンが始動できる。
エンジンを停止した状態では、ウィンカーの点滅は正常に作動する。ホーンもなります。
バッテリーとヒューズは正常である。
次に、セルモーターが怪しい。
イグニッションをONにして、ブレーキを掛け、セルボタンを押すと、バッテリーから直量12Vが流れてくれば、上記の部品は正常で、セルモーターが原因である。
原因は、セルモーターの劣化による回転力の低下です。
配線は劣化しにくいとおもい。中古品のセルモーターをYAHOOオークションで購入しました(写真右)。
取り外しには8mmのロングソケットが必要です。
2000年製のV100に15年間外したことがない小さなボルトである。
なめないようにCRC556をまぶし5分後に、インパクトで一気に外す。
交換してみると、セルモーターが正常に作動しエンジンが始動しました。
古いセルモーターを確認してみました。
バッテリーに繋いで見ると正常に回転する。
グリースで接触不良になっている。
このグリースは変速機(プーリーとウェイとローラー)に繰り返しグリースアップしたものが流れ込んだ。
セルモーターは交換しなくても良かった。 脱脂とOリング交換で良かったのだ。