Quantcast
Channel: アドレスV100の整備記録
Viewing all articles
Browse latest Browse all 1669

セルモーター交換

$
0
0
平成27年6月6日V100のエンジンがセルモーターで始動ができなくなった。

故障原因を考えてみました。
セルモーターの回転速度が遅く、ピニオンギアが空転している音がギアボックスから聞こえてくる。
配線関係のスターターリレー・ブレーキスイッチ・セルボタンは正常です。

キックでエンジンが始動できる。
エンジンを停止した状態では、ウィンカーの点滅は正常に作動する。ホーンもなります。
バッテリーとヒューズは正常である。 

次に、セルモーターが怪しい。
イメージ 1 セルモーターに繋がる配線のカプラーを外し、テスターで電圧を測定しました。
イグニッションをONにして、ブレーキを掛け、セルボタンを押すと、バッテリーから直量12Vが流れてくれば、上記の部品は正常で、セルモーターが原因である。
イメージ 2 結果は直流12.6Vでした。
原因は、セルモーターの劣化による回転力の低下です。
イメージ 3 セルモーターをギアボークスから外しました(写真左)。
配線は劣化しにくいとおもい。中古品のセルモーターをYAHOOオークションで購入しました(写真右)。
取り外しには8mmのロングソケットが必要です。
2000年製のV100に15年間外したことがない小さなボルトである。
なめないようにCRC556をまぶし5分後に、インパクトで一気に外す。

交換してみると、セルモーターが正常に作動しエンジンが始動しました。

古いセルモーターを確認してみました。
バッテリーに繋いで見ると正常に回転する。
イメージ 4 アースの接点面をよく見ると。
グリースで接触不良になっている。
このグリースは変速機(プーリーとウェイとローラー)に繰り返しグリースアップしたものが流れ込んだ。
セルモーターは交換しなくても良かった。 脱脂とOリング交換で良かったのだ。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 1669

Trending Articles