平成26年11月12日 抜き打ちに、工事現場に行きました。
先月の10月には作業完了し、発注者に工事の完了検査を受けていた。
検査結果は水溜りが出来る為、不合格となり、手直しをした。
しかし、再検査でも不合格となり、再び手直し作業をすることになっていた。
部下の工事責任者は、発注者の検査に合格できないことに危機感がなく、上司の小生に報告していなかった。
管理部門から苦情として情報が入ってきた。
管理部門から苦情として情報が入ってきた。
担当者は検査が不合格になっても、工事を下請けに伝言するだけで、自主検査はしないことが分かった。
責任者不在の工事現場になっていた。
工事前に床の不陸をレーザーレベルで確認し、水糸を張っておけば水溜り防止に成っていたであろう。
工事完成時の自主検査でも単純に水を掛けて水溜りが出来ないことを確認していれば、工事の完成を確認できる。
自主検査で品質を確認し、お客様にご迷惑を掛けないことが、元請会社の最低限の業務である。
不合格の事実を隠し、手直しを下請け会社に任せっきりにしている。
部下の技術力の低さに驚かされた。
建築学を大学で修めた工学学士のレベルは小生の時代に比べ、ゆとり世代は学力が低いようである。
トランシットやレベルをセットしたことがないようである。
今後は、部下にテーマを与え、建築学を教えることを始めます。