平成26年10月10日 午後3時 町田市街で一番高い超高層建物に行きました。
JR町田駅より1分という好立地に建設された、地上30階、高さ96.25m、総戸数279戸のタワーマンションです。
町田市は東京郊外の多摩地区の繁華街の中でもずば抜けた賑をみせていますが、以外に高層ビルがありません。
町田市内で唯一の100m級の超高層ビルです。
市民フォーラムなどの公共用途にも使用されている。
かつて、本建築物の大規模修繕工事を受注出来なかったようです。
周辺に聞いてみると、工事の技術レベルが高く、敬遠したようである。
建築技術者として、考えにくい判断である。
大勢のお客様が住む大型マンションでは技術力よりも、クレーム処理能力が必要となることが多い。
戦う前に面倒なことから逃げいてたように思える。
難工事を避けてきた為、期末までの売り上げ予測が立たず、それでも良いとする空気が有った。
売上げを展ばすには本防音工事の受注することが絶対命題であることを理解しておらず、各自か成長戦略を持っていないことに尽きていた。
着任早々、前任者の未解決トラブルの対応と、未経験の超高層建築の大型工事受注が小生にはせられた課題となった。
どこの地域でも、独特な工事が存在する。
基地周辺の防音工事を経験することにより、公共の福祉に貢献できる。
地域社会に貢献することが、会社の発展に寄与する基本的な発想である。
面倒な工事でも、計画に参画し、無事に完成させることから逃げてはいけない。
「防音工事の背景」として、町田市では米海軍の騒音問題を太平洋戦争後の米軍進駐以来、悩まされいてました。
空母艦載機が上空を通過するときは、町田支店の事務所内でも会話が出来ないぐらいの騒音があります。
夜間訓練では、催眠が出来ないのではないかと思います。
航空機騒音が住民生活に深刻な影響を与えているため、防衛予算で家屋の壁や天井の防音施工等を行う住宅防音工事の助成を行っている。
いままで、防音工事の助成を政府がしていなかったことが不思議なくらい、健康に影響があるぐらい、ひどい騒音です。
歴史について、調べてみました。
平成18年に住宅防音工事助成対象区域の見直しされ、徐々に厚木基地周辺に工事が始まりました。
日本国の税金を使用するため、毎年の国家予算に対し、対象建物を増やしています。
平成25年4月から、当該補助の受付対象年月日が拡大され、町田市街地にも対象建物が出始めています。
現在の自民党政府によって、防音工事の恩恵を受けることで、町田市では工事による経済効果がある。
町田地域を代表する建物で、経験者が少ない工事を弊社が受注することにより、町田地域に大きくアピールできる。
また、新卒新入社員を教育しながら受注を目指すため、技術者人生として、思い出を作ってあげたいと考えています。