平成26年09月21日 横須賀を走りました。
馬堀海岸から坂を登り。防衛大学へ。
県立観音崎公園 森のロッジ
建築用途は学習施設です。
浦賀水道が一望できる場所にあります。
公共建築物の設計は小生にとって思い出の仕事です。
地図に残る仕事をすると、何時でも若かりしころの自分に出会うことが出来る。
建築の仕事をしてきてよかったと思います。
毎年、建築学を修めた大学卒業生が建築家としての夢を抱き、社会人なる。
万に一つしかない公共建築物の設計にチーフとして担当できることは幸運でしかない。
若きころの小生のように建築設計を業務のメインとした一部上場の会社に就職し、才能を発揮できる部署に抜擢されないと実現できない。
現在、所属している会社の技術社員の業務では、後輩にデザイナーとしての経験を持たせることは出来ない。
夢と希望を提供するのが上司としての役割です。
発生したトラブルを長期間解決させていない事案を複数確認した。
ゆとり教育で育った社員を放置した結果は、建築家として将来像も無く、業務上のトラブル報告を怠っても平気でいる。
以前から問題を知りつつ、くさい者に蓋をし続けていた前任者に対し、小生は解決することにためらいは無い。
真の解決方法は、早く・正確に報告する癖をつけることしかないが、面倒やためらいが邪魔をしているのであろう。
売り上げに関わる現業の業務以外に課題を与え、小生の経験してきた技術と業務改革の手法を伝えていこうと思います。
観音崎は自然博物館・戦没船員の碑・砲台跡など、日本の近代史で重要な史跡になっています。
毎年、戦没船員の追悼式が行われ、天皇陛下をはじめ皇族の方々も参加しています。
ここは、戦時中、軍人でもない船員が無防備の艦船で日本国のために働いて戦死した方々を慰霊する場所です。
走水港から、馬堀海岸駅に戻ります。