平成26年03月27日 港区神谷町から六本木に向かいました。
仙石山を歩きました。
アークヒルズ 仙石山森タワー
2013年度グッドデザイン賞
設計 ペリ・クラーク・ペリ・アーキテクツ+入江三宅設計事務所
竣工 2012年
東京メトロ南北線「六本木一丁目駅」および日比谷線「神谷町駅」至近に位置する再開発事業で作られたオフィス、集合住宅、商業施設等の複合施設です。
敷地北東側は超高層複合ゾーンとして集約的に高度利用を図り、敷地南側に緑豊かなオープンスペースを有する中低層ゾーンがある。
先進オフィスビルは必ずと言っていいほど「省エネ対策」がガイダンスポイントに含まれる。
最近は「庇」を付けたケースが多い。
設備の技術が進歩しても、結局ランニングコストがかからなくて効果があるのは「日よけ」ということか。
アークヒルズ仙石山森タワーでも、デザインの凝った庇が、周囲に巡らせてあった。
四隅の曲線部をうまく処理するには、これくらいのユニットを並べるのが望ましかったのだろう。
ガラスカーテンウォールのマンションが急増したが、住人は相当頭を悩ませているのではないか。
ガラスカーテンウォールのマンションが急増したが、住人は相当頭を悩ませているのではないか。
実際、タワーマンションでは、「西はとてもじゃないが住めない。逆(東)側に引っ越したい」という居住者がいるのだとか。
設計仕様で窓回りの対策を万全に記載するしかない。
ガラスカーテンウォールでなくとも、外壁の壁面いっぱいにガラスを貼った角住戸も、室温上昇を抑えるために結構な電力を使っているのではないだろうか。
最近は遮熱性の高いLow-Eガラスが普及し始めているが、デベの商品企画に詳しい人をして、西側住戸などはLow-Eだからといって大丈夫だと楽観視できるのか。
まだ未検証の段階だと思う。
引き続き、六本木一丁目から三丁目に向かいました。つづく