平成26年05月11日 ひろしま美術館に行きました。
広島市中央公園内にある美術館です。
設計 日建設計
竣工 1978年
フランス印象派を中心に、ゴッホの絵画を収蔵している。
マスコットキャラクターは「ゴッホ君」です。
館内にはミュージアムショップ、ティールーム、ライブラリー等が整備されている。
平面計画は敷地を回廊で囲み、中央部に円形の常設展用を、地階に企画展用を配置しており、寺院の伽藍配置を連想させる。
回廊には、都会の喧噪を遮断し訪問者を美術鑑賞に集中させる狙いがあるものと思われる。近年は「金沢21世紀美術館」のような開放的な美術館がトレンドだが、このようにあえて閉鎖的に作るのも一つの方法だろう。
メンテナンスの手は行き届いているが、全体的に薄汚れてきているので、第一線を維持するならそろそろリフォームが必要だと思う。
さて、この建物で一番グッと来たのは、展示室ではなくて、ミュージアムショップから地階に下りるための階段の造形。
メンテナンスの手は行き届いているが、全体的に薄汚れてきているので、第一線を維持するならそろそろリフォームが必要だと思う。
さて、この建物で一番グッと来たのは、展示室ではなくて、ミュージアムショップから地階に下りるための階段の造形。
特にこの場所にこの造形を選択する必然性は全くないし、ここじゃなくて展示室をもっと頑張ればいいのに…と思ってしまうが、そんなツッコミは差し置いても造形だけで勝負できているのはさすがです。
夕闇が迫る広島城が美しく見えました。