平成29年12月03日
三井住友銀行 横浜支店
1931年に竣工し、現在でも現役の銀行店舗として使用されている。
本町通り周辺は「ハマのウォール街」と呼ばれ、神奈川県立歴史博物館(旧横浜正金銀行)や損保ジャパン日本興亜横浜馬車道ビル(旧川崎銀行)、ラ・バンク・ド・ロア(旧露亜銀行)、旧富士銀行横浜支店などの昭和初期に建てられた銀行建築がある。
しかし、現役で銀行として使用されているのはこの建物のみである。
正面に4本、側面に2本のイオニア式の柱が特徴で、縦に溝が彫られた円柱と、柱頭に渦巻状の装飾が乗る。
内部はコリント式の柱列が吹き抜けの天井を支える。
軒には40cmの庇が張り出し、上部窓の下の壁面には、帯状にギリシア雷文が彫られている。
外壁は2~3年ごとにサンドブラストで研磨され、美観が保たれている。
細部の造形は、アメリカより現物大の石膏模型が送られてきて、これに基づいて製作された。