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Channel: アドレスV100の整備記録
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足場の点検

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平成29年1月26日 平塚の現場を点検した。

イメージ 1

分譲マンションの外壁リニューアルの工事を行っている。
工事の初期段階であるため、外部足場の組み立てを行っている。

イメージ 2

14階建て、高さ31Mを超えている。
JR平塚駅前に近く、周辺道路に接して建設されていて、通行にもかなり多い。
組立作業には慎重を期して行わなければならない。

作業員は足場ではなく、柔らかい雨水配管に乗っかっている。
踏み抜いてしまえば作業員はそのまま墜落する。
もちろん、すぐに注意しているが、監督者不在というような印象を持った。

イメージ 3

バルコニーの中の状況
エアコン室外機には養生されている。
しかし、窓ガラスを見ると破損している。
足場組立で破損してしまった可能性があるため確認を指示した。

貴社後、直ちに報告書をまとめ回覧したが、対処方法の報告がなかった。
担当社員が問題隠しをしたか?
社内で話題にはなっていない。
誰も気が付いていない。
上席者はめくら判で、重要な危険要素を見逃している。
足場材が窓ガラスに当たるのではなく、30M下を通行する歩行者に命中した場合、取り返しのつかない事故になるだろう。

責任者不在が、当部署の問題である。
担当者が下請けにやりたい放題にさせている。
上席者は、めくら判で、重要事項のほとんどに気がついていない。
あまりにも恐ろしい。
早く転勤して、問題に巻き込まれないようにしたいところだ。

現在のやり方では決して改善することはできないだろう。
なぜならば経験の少ない社員に現場を見させ、放置されている。
ほとんどの社員が小生が指示してきた内容を理解しておらず、下請けに是正指導ができない。
工程表や施工計画が下請け任せになっているて、重要工程が理解できていない。
ほとんどの現場が工期延長になっている。

工事現場所長は1級国家資格や支店経験が豊富、年齢は40歳以上。
大型工事の陣頭指揮を取るには、条件が必要です。
中途入社でも、支店に配置し少額工事で適正をみる。
当部門の中途入社社員の定着率が低い理由は、入社してすぐにISO9001のルールに従なければならない工事を担当させている。
時間をかけて鍛練しなければならないが、まともな教育を受けていないから、どうしていいか分からないまま工事が勝手に終了する。
まともな竣工図書が作成できるはずもなく、支店からのクレームが発生する。
担当者が悪いわけではなく、仕事の是非をチェックするものがいい加減なのである。
当部門と支店の垣根を作ってしまった為、当部員は先輩社員でなければ悲劇的な関係が残され、退職していく。

新卒社員は雑用だけで、工事責任者に任命してはいけない。

本社勤務の時に定めたルールとして、フレキシブルに事業部内を転勤できるよう事業部長命令で、支店駐在という立て付けで各支店間の人員配置を調整できるようにしたが、実際には人事異動の発令は、難しいことだった。

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